[施術日誌]
2024年08月05日
頭痛と肩こり・足の痛み
介護関係のお仕事をされている50代女性。かなりハードな仕事をしていますが、家庭内でもお母さまの介護もしています。体の全身を酷使しているので痛いところも非常に多くかなり重症の患者さまでした。頭痛と肩こりがあり背中の真ん中辺りが痛む。両手にしびれがある。足の指の付け根が痛く足の裏も痛む。数か所の治療院や整体、マッサージ、もみほぐしなどいろんな所へ行ったがなかなか改善しなかったらしいです。慢性的な寝不足で毎朝いつもスッキリと起きれなかった。無理して起き上がると軽いめまいがしてユラユラと揺れている感じがした。夜中にも何回か目が覚めて質のいい睡眠が出来てなかったらしい。戸塚の痛み整体院の自然形体療法では、筋肉を悪化させる三大要素は過労と寝不足そしてストレスと考えられています。この方はお仕事の介護関係とプライベートではお母さまの介護で時間的に忙しいので慢性的な寝不足であり、背中の筋肉の張りもあり血行が悪いので質のいい睡眠がとれていませんでした。仕事柄ストレスも貯まっています。ですから筋肉を悪化させる三大要素、過労と寝不足そしてストレスが全て当てはまります。施術ベッドに腰かけて頂き触診すると、まず肩がこちこちで筋肉が石のように固くなっており、肩から背中全体がふっくらと筋肉の隆起があるので肩甲骨がどこにあるのか分からないほどでした。両手は血行が悪いので冷たくなっておりこれが手のしびれの原因だと考えられました。足の裏には数か所の筋肉の癒着が有り固くなっていました。足の指から足の甲にかけても同様でした。初回の施術はまずこちこちになっている肩こりから始めました。女性の患者さまの場合、初対面で緊張されている方が多いので自然形体療法の指撫法(しぶほう)を肩から背中までソフトに施術し精神的な緊張と筋肉の緊張をほぐしリラックスして頂きます。続いて施術道具であるシリコン製マザーキャットで優しくトントンと肩を叩き筋膜リリースして、マザーキャットを軽く押し当てて筋肉の横引きをして揉みほぐしました。伏臥位でも同様に背中をマザーキャットで施術した後、横向きになって両肩の肩甲骨はがしを施術するとこちこちの筋肉がかなり柔らかくほぐれました。施術後には両手の血行がよくなり痺れが改善しました。仰臥位ではヘッドマッサージを施術した後、両足の甲と裏をマザーキャットで丁寧に筋肉の癒着をほぐしました。全ての施術後に感想を伺うと体がスッキリ軽くなり頭痛や肩こりも改善して足の痛みも気にならないと喜んで頂きました。頭痛や肩こり、足の痛みでお悩みの方は是非戸塚の痛み整体院にご相談ください。